- 1つのブランディングができるまで
ZONO INTERNATIONAL SCHOOL -
PART.1
ある日、事務所に一本の電話が。
以前私たちがロゴデザインや名刺などのデザインを作らせていただいた美容院の方からでした。
お知り合いの方が開業するらしく、デザインしてくれる会社を探しているとのこと。
相談を受けたその方が、私たちTPO designを紹介してくれたのでした。早速そのYさんとお会いする事に。
Yさんは、山科で英語環境の保育園=インターナショナルスクールを開設されるということで、その宣伝のためのチラシをデザインして欲しいという依頼でした。
しかし、”ZONO INTERNATIONAL SCHOOL”と名付けられた保育園は当時まだ教室自体が建設中、カリキュラムも制作途中だったので、チラシに載せる内容を決めようにも、材料が足りない状態。この時点で、ZONO様にはスクール自身のアイデンティティがほとんどありませんでした。
Yさんも「まだ小さなスクールだから」とお考えになられていたようですが、テキストのみの内容と隅っこに”ZONO INTERNATIONAL SCHOOL”と書いてあるだけのチラシでは、正直に言って制作費に見合った効果が出ないのでは…というのが私たちの意見。すると自然に「ロゴがあった方がいいですよね」「チラシ以外に宣伝はどうするべきか」「それならホームページも作った方が…」という話になっていきます。
そこで「無いのであれば、お作りしましょうか?」と提案したところ、Yさんも「でしたら」と正式に依頼して下さいました。
かくして、チラシのデザインのための打ち合わせは、気がつけばブランディング制作の一大プロジェクトに変わっていったのです。PART.2
ブランディングを作るにあたって、最初に必要なのはロゴデザイン。
そこでまず、私たちはスクールのコンセプトを理解することから始めました。
どのようなスクールにしたいのか、どんな人のためのスクールなのか、どんな印象を持ってほしいのか。
そして後日、第1弾のロゴデザインのラフと、そのデザインについてのコンセプトを書いた書類を作り、打ち合わせ。
Yさんの「ホームステイする様な感覚の保育園にしたい」という言葉に注目した私たちは、「ホーム」に重点を置いたデザインを作りました。
また、ZONO INTERNATIONAL SCHOOLのロゴタイプも数種類を作成。
シンボルマークとの組み合わせで、相当数のパターンをお見せしました。しかし、「ホーム」よりも「こどもたち」に焦点を当てた方が、保育園のイメージは強まるのではないか、という意見により、第1弾のアイデアはあえなくボツ。
それでも、この時のロゴタイプが、今後のデザインの方向性を導いてくれることになります。
現に、ロゴタイプはこの第1稿で作られたものがベースとなっていくのです。PART.3
次に「こどもたち」を前面に押し出すため、男の子と女の子のイラストを作成。
そこに第1稿で作ったロゴタイプを組み合わせてパターンを作りました。
このデザインをYさんは気に入ってくれ、基本となるロゴデザインが決定。
ここからさらに微調整を繰り返し、最終のロゴデザインが生まれました。
カラーリングは、ルビーレッドとオレンジイエローの2色をメインカラーにすることに。
深みのあるルビーレッドはスクールの暖かい雰囲気を、オレンジイエローは子どもたちの元気な活力を意味しています。このロゴデザインに合わせる様に、その他のデザインも展開されます。
最初の依頼だったチラシは、A4三つ折り型にして配布しやすいサイズに。
ベージュ色をバックに敷いて、アカデミックかつ優しいデザインになりました。
名刺はシンプルに、だけどしっかり目立つ様に、ルビーレッドを多く使った大胆なデザイン。
スクールで使われるTシャツやスクールバックは、メインカラーを忠実に再現し、ロゴを大きくプリント。

こうして全体的に統一したイメージを各ツールによってまとめ上げ、ZONO独自のビジュアルを作りました。
PART.4
そうしたツールの中でも、大きなウェイトを占めていたのはホームページでした。
ZONO様の場合、チラシよりも宣伝効果が見込める媒体だけに、スクールのことがちゃんと伝わる内容にしなくてはいけません。
コンセプトだけではなく、カリキュラム説明や料金設定も分かりやすくするよう配慮し、Yさんと何度も話し合って改良を重ねました。
このホームページの目的は、京都近郊でインターナショナルスクールを探している人にまず興味を持ってもらうこと。
コンテンツにユニークな目玉企画があるというわけではありませんが、育児の場に過剰な演出は不要と判断し、その他のインターナショナルスクールとの違いや、お子様を預ける場としての信頼感をアピールするよう心がけました。
デザインはチラシと同じ様にベージュを多用し、レッドルビーと合わせて暖かい雰囲気に。
子どもたちの写真を随所で見せる事で、スクールのことをより詳しく分かってもらおうとしました。結果、ホームページの評判がいいとYさんから後日ご報告があり、現在でもZONO様へのお問い合わせはホームページを介したものが一番多いとのことです。
→ZONO INTERNATIONAL SCHOOLのホームページこの様に、決して規模の大きいビジネスだけがブランディングを必要とするのではなく、個人の方が開業される際にもブランディングは充分お役に立つ事ができます。
また、チラシのデザイン依頼1つをとっても、当社はただ言われたとおりにするだけではなく、必要であると思ったらその他のこともアドバイスさせていただきます。
お見積もりまでは無料で承ります。
どうぞお気軽にお問い合わせください。












